あたらし法律事務所の債務整理の費用や相談方法
あたらし法律事務所は東京都新宿区四谷にある法律事務所です。
取扱業務の範囲がとても広くて個人の借金問題の解決に特化しているわけではなく、どちらかというと中小企業向けの法律活動が中心といった印象を受けますが、あたらし法律事務所では債務整理も行なっています。
ここでは、あたらし法律事務所の債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)の費用や、債務整理の相談方法などについて解説しています。
債務整理を検討中の方、自己破産について詳しく知りたいという方はぜひご参考になさってみてください。
あたらし法律事務所の概要
▼あたらし法律事務所 概要
事務所名 | あたらし法律事務所 |
事務所所在地 | 〒160-0004 東京都新宿区四谷3-13-11 栄ビル7階 |
電話番号 | TEL:03-6273-0024 FAX:03-6273-0025 |
営業時間(電話受付時間) | 平日午前9時30分~午後6時30分 |
アクセス | 東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅・1番出口より徒歩2分 都営新宿線「曙橋」駅・A1出口より徒歩9分 JR「四ツ谷」駅・四ツ谷口より徒歩15分 |
主な取り扱い分野 | ▼個人の方 不動産トラブル 相続・遺留分 遺言・遺留分 離婚問題 離婚原因 子供のこと 離婚の流れ 労働問題 債務整理 成年後見 個人の税務調査・税務紛争 ▼法人向け |
▼代表弁護士 新 有道(あたらし ありみち)弁護士プロフィールなど
所属弁護士会 | 東京弁護士会 |
登録番号 | 28325 |
経歴など | 平成7年 東京大学経済学部卒業 平成10年 司法試験合格 平成11年 司法研修所入所(53期) 平成12年 弁護士登録(東京弁護士会) 堤総合法律事務所(現丸の内中央法律事務所)に入所 平成25年 あたらし法律事務所設立 中小企業庁の経営革新等支援機関(関東財務局・関東経済産業局) |
会務活動など | 平成15年 東京弁護士会常議員・日弁連代議員 平成22年〜 東京弁護士会紛議調停委員(平成31年まで) 平成25年 関東弁護士会連合会理事 平成26年 東京弁護士会中小企業法律支援センター委員 平成31年~ 日本弁護士連合会綱紀委員 令和2年~ 日本弁護士連合会代議員 |
あたらし法律事務所の代表弁護士は平成12年(2000年)に弁護士登録をして、企業法務系の法律事務所で活動したのち、平成25年(2013年)にあたらし法律事務所を立ち上げています。
独立後も他の法律事務所と研究会を開催したり法律知識を磨くことで、相談者の要望や希望に応えられるよう日々努力を継続しています。
「こんなことを相談しても良いのだろうか」
「弁護士に借金の話をすることに緊張する。身構えてしまう」
「弁護士費用の相場がわからない」
など、借金問題を抱えている人に共通する悩みに対して、親身になることを大切にしています。
あたらし法律事務所は、弁護士に相談するという敷居の高さを払拭するということを意識的に心がけているような事務所ですので、そういう点では気軽に相談できると思います。
あたらし法律事務所の債務整理について
あたらし法律事務所の債務整理は、どちらかというと複数ある業務の中のひとつと感じられます。
特別に債務整理の内容をまとめた専門的なコンテンツも用意されておらず、これまでに解決してきた債務整理の事例等も記載が見つかりません。
自己破産に適切なアドバイスがもらえる!
あたらし法律事務所は東京地裁も破産管財人を15年以上務めているという実績があり、自己破産の管財事件も多数あるようです。
これは自己破産を検討している人にとっては非常に心強いことです。
あたらし法律事務所の債務整理にかかる費用
あたらし法律事務所の債務整理に必要な費用の目安をご紹介します(掲載している価格は税抜価格になります)。
任意整理の費用は?
着手金 | 債権者1社あたり5万円 債権者2社以上の場合は1社あたり4万円 |
報酬金 | 債権者1社あたり2万円 |
減額に成功した場合 | 交渉による減額:減額した金額の10% 訴訟による減額:減額した金額の10% |
過払い金を回収した場合 | 交渉による過払い金:回収した金額の20% 訴訟による過払い金:回収した金額の25% |
個人再生の費用は?
着手金 | 30万円 |
報酬金 | 20万円(15社まで) 30万円(15社を超える場合) |
※過払金を回収した場合には、過払い報酬がかかります。
※過払金以外の債権を任意に回収した場合、あるいは資産売却などによって配当原資を増加させた場合は回収金額の10%相当額の報酬金が発生します。
※住宅資金特別条項を付ける場合には着手金は40万円になります。
自己破産の費用は?
着手金 | 30万円 |
報酬金 | ※2、※3 |
※1)管財人が専念される場合などは、事案の難易、軽重、手続の繁閑などから10万円(税別)が追加着手金として必要となります。
※2)過払い金が発生した場合は過払い報酬が発生します。
※3)過払金以外の債権を任意に回収した場合、あるいは資産売却などによって配当原資を増加させた場合は回収金額の10%相当額の報酬金が発生します。
あたらし法律事務所の債務整理の費用は高い?安い?
あたらし法律事務所の債務整理費用は、弁護士に依頼する水準から考えると割高、あるいは見積もりを出してもらわないと判断しにくいと感じます。
任意整理の費用は平均よりも高いです。
まず、債権者1社につき着手金が5万円(1社または2社の場合)で、3社以上なら4万円になります。報酬金は債権者1社につき2万円です。
つまり、債権者1社につき着手金+報酬金だけで6万円〜7万円かかり、ここに減額報酬が10%かかってくることになります。
この設定は決して割安とは言えず、公開されている情報だけでは、この価格で任意整理をお願いするメリットが見えてきません。
個人再生・任意整理に関しては、債務の状況などによって費用に上乗せがあるものと思われます。
このこと自体は珍しいことではないのですが、正式な費用を出すにはやはり見積もりをお願いすることになるでしょう。
初回の相談面談は無料
あたらし法律事務所では、初回相談は無料で受け付けています。
時間は30分で、2回目以降は「30分あたり5,000円(税別)」の有料としています。
何らかの理由であたらし法律事務所へ行けない場合は出張面談をしてもらうことも可能なのですが、弁護士の交通費と移動時間の移動ごとにかかる費用として1時間ごとに1万円かかります。
また、債務整理の相談は原則として担当弁護士・司法書士との面談が必要なのですが、新型コロナウイルスの感染拡大の懸念があることから、あたらし法律事務所ではスカイプやLINEビデオ通話を利用したオンライン相談にも対応しています。
こちらの費用は、「1時間あたり10,000円(税別)」の事前振込となるのですが、初回から費用が必要になるかどうかは不明となっています。
あたらし法律事務所 債務整理の相談をする方法
あたらし法律事務所に債務整理の相談をする場合は、まず電話・お問い合わせフォームから問い合わせをします。
03-6273-0024
(受付時間:平日午前9時30分~午後6時30分)
債務整理の相談は基本的に担当弁護士・司法書士との面談が必要になるのですが、現在は新型コロナウイルス感染拡大の懸念があることから、あたらし法律事務所でもオンライン法律相談を受け付けています。
来所を避けたい場合はSkype・LINEビデオ通話でも対応してもらえますので、電話・メール問い合わせの際に相談してみてください。
あたらし法律事務所 債務整理の特徴まとめ
あたらし法律事務所の債務整理には、公開されている実績や客観的な口コミが見当たらないことから、現時点では債務整理に強い法律事務所と判断することはできません。
任意整理に関しては費用の高さが気になりますし、個人再生・自己破産についても現在の状況をしっかりと説明して見積もりを取って他の専門家と比較すべきでしょう。
しかし、あたらし法律事務所には東京地裁の破産管財人を15年以上担当してきたという実績があるため、自己破産を希望する場合には非常に適切なアドバイスがもらえることを期待できます。
最近は公式サイト内でできるだけわかりやすく実績を公開している専門家も少なくはないので、私個人的には債務整理事例(特に自己破産)を取り扱ってきているのかが不明なのがもったいなく感じました。
自己破産を検討しているけど知識がない方、自己破産をできるだけスムーズに進めたい方などは、あたらし法律事務所に問い合わせてみると有益な情報を手に入れることができるかと思います。
▼「債務整理」に強い専門家と、「闇金対策」に強い専門家を紹介していますで、以下のボタンから一覧をご覧ください(※すべて対応区域は全国)。