【スマホゲームの課金をやめたい】廃課金を卒業する方法とやめられない場合の末路を解説

【スマホゲームの課金をやめたい】廃課金を卒業する方法とやめられない場合の末路を解説

最近のスマホゲームはクオリティも高く、つい熱中してしまうことも多々あるでしょう。無料でもできることから、手軽に始められるのもスマホゲーム特有のメリットです。とはいえ、スマホゲームの世界で強くなろうと思えば、必然的に課金をしなければいけなくなってしまいます。

少しのつもりで課金をしてしまい、自分が少し強くなってしまうと、さらに強くなりたいという欲求が出てきて課金をし続けてしまいます。

ゲーム中毒にかかってしまった今、「課金をやめたいけどやめられない」と悩んでいる方は多いでしょう。ゲーム会社は廃課金プレイヤーを育てるべく、さまざまサービスを試行錯誤して提供しているため、自分の意思とは裏腹に課金をやめられないのは当然です。

しかし、生活に支障をきたすまで課金をしてしまっている方は、本当に課金をやめなければいけません。もしも課金をやめられなければ、人生を狂わすほどの末路が待っていることでしょう。

そこで今回は、「スマホゲームの課金をやめたいけどやめられない」と悩んでいる方に向けて、課金をやめられる方法をお伝えします。おそらく、ご自身でも理解されている通り、課金をやめるのは一筋縄ではいきません。

中途半端な気持ちで辞められるほど簡単なものではなく、強い意志を持たなければ絶対に課金をやめられません。本記事では、なぜ課金をやめられないのか?万が一、課金をやめられなかったらどうなるのか?についてもお伝えしています。ぜひ参考にしてください。

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この記事の監修者

近藤邦夫

司法書士法人 浜松町歩法務事務所」代表司法書士。 愛知県岡崎市出身。 昭和64年早稲田大学法学部卒業。 長年にわたり、債務整理を行い、 また宅地建物取引士の資格を生かし、不動産登記や商業登記も行なっている。

スマホゲームで課金するのをやめたい。廃課金を卒業するための対処法とは?

スマホゲームで課金をやめたいと考えている方は、下記の方法を検討されてみてはどうでしょうか。

  • 課金できる金額に制限をかける
  • 課金できない状況を作り出す
  • RMTを検討する
  • アプリをアンインストールする
  • スマホゲーム以外の趣味を見つける
  • ゲーム依存症であることを自覚して治療を受ける

スマホゲームに課金をし続け、廃課金プレイヤーになっている自分に嫌気がさしている。そんなあなたは上記のことを検討・実行すれば良いでしょう。とはいえ、「実際にできれば苦労しないよ」というのが本音かと思います。

まずは、課金をやめられるための方法は何があるのか?についてみていきましょう。

実際は、大まかに確認してもらうだけでも大丈夫です。廃課金プレイヤーの方が、実際に上記のことを実行してやめられる可能性は低いです。仮にやめられるなら、きっと自分の力でやめられているはずです。

まずは、スマホゲームで課金を止めるにはどうすれば良いのか?現実的な手段をご紹介します。

課金できる金額に制限をかける

まず最初に検討するべきは、課金できる金額に自分で制限をかける方法です。いわゆる廃課金プレイヤーと呼ばれる方は、自分の生活に支障をきたしたり、借金をしたりしてまで課金をされている方です。

おそらく、「課金をやめたい」と考えるきっかけになったのは、生活に支障が出始めたから。もしくは、借金をしてまで課金している自分に嫌気をさしたからでしょう。

つまり逆にいえば、自分のお小遣いの範囲内で遊べればまったく問題はないはずです。無理をして大好きなスマホゲームをやめようとするから、なかなかうまくいかないのでしょう。生活に支障が出ない範囲であれば、無理をしてやめる必要はありません。

とはいえ、課金をできる状況下にあったら誘惑に負けて、つい課金をしてしまう。という方は多いはずです。そのため、あらかじめ設定した金額以上の課金をできないように設定すれば良いでしょう。

課金できない状況を作り出す

スマホゲームの課金をスマホからできない状況を作り出せば、課金を避けることができます。とはいえ、コンビニ等でカードを購入すれば課金をできてしまうため、「絶対課金せずに済むか?」といえば難しい問題です。

ただ、スマホで簡単に課金をできない状況を作り出せれば、課金してしまう自分に少しはブレーキをかけられるのではないでしょうか。

iPhone・Androidのスマートフォンいずれも、自分で利用制限をかけられます。また、「自分の意思で制限を解除してしまいそう…」と不安を抱えている方は、パスワードを家族に変更してもらう等の対策を検討してください。

きっと、自分自身が強い意志を持っていても、誘惑や気持ちに勝てないが故に今の状況があるはずです。可能であれば、第三者の力を借りて物理的に課金をできない状況を作り出すべきでしょう。

とはいえ、やはりコンビニ等でカードを購入して課金できてしまうため、自分の中で少しの意思を持っていなければいけません。家族等の協力と自分の少しの意思を用意できたときは、この方法を検討されてみてはどうでしょうか。

RMTを検討する

「数万円、数十万円課金しているゲームをそのまま削除したり、放置したりするのはもったいない」と思えば、結局スマホゲームをやめられません。やめられなければ、やはり強くなりたい等の気持ちから課金を繰り返してしまうでしょう。

そのため、RMT(リアルマネートレード)を検討すれば良いでしょう。RMTとはゲームアカウントを売却する行為です。多額の課金をして強くなったアカウントは、高値で売買できる可能性があります。「〇〇万円も課金してきたのに…」という考えを捨てられるため、無駄なくスマホアプリを卒業できるようになるでしょう。

ただし、スマゲームの種類によってはRMTが禁止されている可能性があります。万が一、禁止されているのに行ってしまうと、そのアカウントが利用停止になってしまう恐れがあります。まずは、利用規約を確認してください。

なお、日本国内ではRMTを禁止する法律は存在していません。そのため、ゲームの利用規約で禁止をされていなければ、売買をするのはまったく問題ありません。まずは利用規約を確認し、実際に売却・卒業を目指せば良いでしょう。

アンインストールをする

いわゆる廃課金プレイヤーで課金に後悔をしている人、やめたいと考えている人は「課金するのをやめたい=課金だけをやめれば良い」と解釈しているはずです。もし、課金だけをやめようとしてやめられれば苦労はしないでしょう。

なぜ課金をやめられないのか?それはゲームをやめられないからです。つまり、思い切ってスマホアプリをアンインストール(削除)してしまえば良いのです。当然、相当悩み苦しみ、なかなかアンインストールをクリックできないでしょう。

そうなると「ゲームはやめなくても、課金だけをやめれば良いのではないか?課金をやめられる方法は他にないかな…?」と、甘えが出てしまいます。厳しい言葉で言ってしまえば、中途半端な気持ちで課金をやめられるわけがありません。

ゲームを提供している会社もあなたたちのような方に、どうすれば課金をしてもらえるか?を考え工夫をしています。今までゲーム会社の思う壺にハマってとことん課金をしてきた方が、今さら「ゲームは続けるけど課金をやめる」という中途半端なことが成功すると思うでしょうか?

本気で課金をやめたいと思っているならば、スマホゲームを辞めるくらいの覚悟は必要です。もちろん、今までに相当なお金をかけてきた分、悔しさや悲しさ、勿体なさなどさまざまな感情が入り乱れることでしょう。

何も考えず「無」になって消してみれば、「もう一度0から育てあげよう」という気は起こらないはずです。アンインストールをクリックできるか否かが、課金をやめられるかどうかの大きなターニングポイントになり得るでしょう。

ゲーム以外の趣味を見つける

スマホゲームをやめる代わりに他の趣味見つけられれば、すんなりとゲームを辞められるようになるでしょう。

今まで熱中していたスマホゲームを辞めてしまうことで、きっと時間的に余裕ができてしまったり、いろいろなことを考えてしまったりするようになるでしょう。人は今まで自分の生活の一部だったものを辞めることによって、無気力を感じてしまうこともあります。

その結果、心の病気等にかかってしまう恐れもあります。とくに、意を決してアプリをアンインストールしたときは注意しなければいけません。冷静になったときの虚無感はとてもつらく感じるでしょう。

そのため、あらかじめゲーム以外の趣味を見つけておいて、すんなりとスマホゲームから離脱できるように準備しておくことが大切です。たとえば、テレビゲームでも良いですし、仕事に熱中するでも良いでしょう。

ゲームをしていた時間を他のことに費やすようになれば、スキルアップや収入増にも期待できるようになります。何でも良いので、自分がやってみたいことを探して実際に始めてみてはどうでしょうか。

ゲーム依存症であることを自覚して治療を受ける

スマホゲームにハマって課金を繰り返してしまうのは、ゲーム依存症であるため仕方のないことです。病気である以上は、自力で改善しようとしても難しいのが現実です。そのため、自分自身が病気であることを理解したうえで、治療に専念することを検討してください。

先ほどもお伝えしましたが、無理矢理ゲームを辞めてしまうことで体調を崩してしまう可能性は十二分に考えられます。可能であれば、他の趣味を見つけたり治療を受けながら徐々に辞めていくことを検討されたほうが良いでしょう。

なお、下記3つの症状が1年以上続いている方は、ゲーム依存症である可能性が高いです。

  • ゲームの頻度や時間を自分でコントロールできない
  • 日常生活でゲームを最優先にしている
  • 問題が起きてもゲームを継続・エスカレートさせることがある

参考:日本成人病予防協会|ゲーム依存症

おそらく、課金を繰り返しているあなたは「ゲームの頻度や時間を自分でコントロールできていない」はずです。なぜなら、頻度や時間を自主的にコントロールできている方は、課金金額も自分で制限できるはずだからです。

また、課金に歯止めをかけられない時点で、スマホゲーム主体の生活になっている可能性が高いでしょう。「課金をやめられない」と悩んでいる方の大半は、ゲーム依存症の診断を受ける可能性が高いです。

万が一、自分がゲーム依存症であると思うならば、このままでは状況が悪化する一方です。すぐにでも医療機関へ相談されたほうが良いでしょう。

なお、日本成人病予防協会では、ゲーム依存症の予防策として下記のことを掲げています。

  • 人とのコミュニケーションを大切にする
  • 週に1日ゲームをしない日を作る
  • ゲーム以外に夢中になれることを見つける
  • ゲームやネット機器の正しい情報を得たうえでリスクを知る
  • 体を動かしたり自然と触れ合う
  • 誰かと出かけるときはネットに触れないように意識する
  • 会話をするときは相手の目を見る

参考:日本成人病予防協会|ゲーム依存症

すべてを一気に始める必要はありません。何かひとつでも始められそうなものから始めてみれば良いでしょう。それがスマホゲーム依存に対する予防策、結果として課金へのブレーキになり得るでしょう。

最後は自分の強い気持ち次第

これまで、スマホゲームへの課金をやめるための方法をいくつか紹介しました。しかし、どれを実際に行うにしても、結局は自分の気持ちがすべてです。

自分自身が本気でスマホゲームをやめたい、課金をやめたいと思う強い気持ちが無ければ何をしても絶対にうまくいきません。中途半端な気持ちで何かを始めても、結局自分への甘えから失敗に終わります、

たとえば、スマホゲームはやめないけど課金だけをやめようとした場合。物理的に課金をできない状況を作り出せなければ、「少しくらいなら良いよね…。ちょっとだけ。だって、強いキャラ(武器)があたるガチャが開催されているし…強くなりたい…」と思って、課金をします。

「ちょっとだけ…」と思って本当にちょっとで終わる可能性は何%でしょうか?冷静になっている今なら自分でもわかっているはずです。「ちょっとだけ…」この気持ちがトリガーになって多額の課金につながってしまいます。

つまり、やるなら徹底的にやらなければ絶対に自分の意思に勝てません。相当な覚悟、相当な強い気持ちを持ってから、課金をやめる努力をするべきでしょう。まだその覚悟ができないならば、課金に対する想いが弱いのかもしれません。行き着くところまで行ってみてはどうでしょうか。

もちろん、行き着くところまで行き着いてしまうには、相当なリスクが伴います。たとえば、借金をしてしまったり、犯罪に手を出してしまったり(詳しくは後ほどお伝えします)。たかがゲーム、されどゲームです。自分がどこで気付きどこで強い意志を持てるかどうか?が、今後の人生に大きな影響をあたえることになるでしょう。

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スマホゲームに課金をし続けてしまう心理とは?

スマホゲームに課金を続けてしまう理由を問われて、「〇〇だからです」と答えられる方はここにはいないはずです。もしいるならば、きっと課金をやめられる方法も自分なりにわかっているはず。

では、なぜスマホゲームへの課金をやめられないのか?頭の中ではやめようと考えているのに、やめられない。そのとき心の中では何を思っているのでしょうか。課金をしてしまう主な心理は下記3つのいずれかに該当するはずです。

  • 仲間意識で課金をしてしまう
  • ゲームの世界で強くなれた自分に酔っている
  • 課金のしすぎで後に引けなくなっている

状況の状況で「たしかに…」と思えた方もいれば、「何を言っているのだろう?」と思われた方もいるでしょう。

次に、スマホゲームへの課金を繰り返してしまうときに起きている心理についてお伝えします。自分の状況に照らしながら「なぜ課金をやめられないのか?」という点を意識しながら、参考にしてください。

やめられない理由(心理)を知ることで、自分の状況を俯瞰することができます。冷静に自分を見つめたときに、何か気付けることがあるかもしれません。その結果、課金をやめられるきっかけにもなり得るでしょう。

仲間意識が邪魔をする

スマホゲームの中には仲間と共に敵を倒したり、チーム(パーティー)を組んで戦ったりするものが多くあります。また、オンライン上で全国の人と対戦をしたり、自分の知っている仲間と対戦をしたりできるのも特徴です。

その中でどうしても発生してしまうのが仲間意識です。たとえば、スマホゲームをしていて下記のような経験はないでしょうか?

「仲間に迷惑をかけたくないから、自分も強くならなきゃ」
「仲間と同じ(強い)武器が欲しい」
「あいつ(仲間)よりも強くなって、みんなから賞賛されたい」

こういった思い、心理が邪魔をして結果的に課金をしてしまうのです。そのため「今月の課金額は◯◯円までにしよう」とか「今月はゲームしない日を1日作ろう」と思っても、他人(仲間)に差をつけられるのが怖くなってしまいます。

そうすれば必然的にゲームをしなければそわそわしてしまう自分がいて、ゲームに手を伸ばしてしまう。とくに、連絡ツールや決済ツール等さまざまな用途で利用できるスマホだからこそ、いつでもゲームをできる環境下にあるわけです。

また、仲間が多額の課金をしていれば自分の課金ハードルが下がってしまうのも難点です。たとえば、仲間が毎月30万円課金していたとしましょう。そうすると、「わずか数万円程度しか課金をしていない。この状況で勝てるわけがない」という心理に至ってしまいます。

結果的にゲームしか見えなくなって、数万円〜10万円程度の課金ですらも当たり前になってしまうわけです。要するに、当たり前の基準が仲間によって更新されていくのです。

世間一般的にみれば、スマホゲームに課金をすること自体「おかしい」という声が大半です。それにもかかわらず、狭い世界の仲間が多額の課金をしているから、自分の当たり前基準が狂ってしまっているのでしょう。

仲間意識を打ち破ってスマホゲームをやめるためには、まずは仲間との関係を断つことです。ゲームの中だけではなく、プライベートでの付き合いがある仲間も思い切って切ってしまいましょう。そうすることで必然的にゲーム&課金をやめられます。

ゲームの世界で強くなれた自分に酔っている

ゲームの世界で賞賛されたり、ゲームに勝てたりすると気持ちが良いものです。一方、負ければとても悔しいため、強くなってリベンジしたい。そう思われていることでしょう。つまり、あなたが課金をやめられない理由のひとつに「ゲームの世界で強くなれた自分に酔っている」という点が挙げられます。

スマホゲームとは言いつつも、全国の人とオンラインで会話をしながら楽しめたり、異性の人と関わりを持てたりするのも特徴です。そのため「ゲームで強くなって女性にモテたい」と考えている男性も少なくはないでしょう。

では、ゲームで強くなるためにはどうすれば良いのか?答えは、強い武器やキャラクターを手に入れれば良い。ということになるでしょう。とはいえ、無料の範囲で強い武器やキャラクターを手に入れるのは容易ではありません。その結果、課金をやめられなくなってしまうのです。

最近のゲームは非常にリアリティであり、人と人とが繋がれることから現実とゲームを混同してしまっている方も多いのでしょう。実際、スマホゲームでつながった人同士が結婚まで至ったケースもよく耳にします。

つまり、「スマホゲームで強くなる=現実でも幸せ(な気持ち)になれる」と錯覚をしているのです。もちろん、ゲームに勝つことができれば、仲間からも賞賛をされたりランキングが上がったり、もしかすれば異性との出会いの場にもなるかもしれません。

ですが、スマホゲームへの課金をやめたいのであれば、どこかで区切りを付けなければいけません。きっと、ゲームの世界で賞賛されたり勝てたりすることが相当心地良いのでしょう。しかし、やめなければいけません。

他にストレス発散方法を見つけたり、没頭できる趣味を見つけてスマホゲームと縁を切ったりする努力が必要不可欠です。本当に課金をやめる覚悟があるなら、他の趣味等を見付けてアンインストールしてください。

後に引けなくなっている

今まで高額な課金をすればするほど、「自分がここまで育てた感」が芽生えてしまい、なかなかスマホゲームや課金をやめられなくなってしまいます。ただ、ひとつ気付いて欲しいのは、スマホゲームにゴールがないこと。

中には、全クリアを目指せる種類のスマホゲームもありますが、ゴールがないものも多く存在しています。ゴールがないものに多額の課金をしている方、結局何を目指しているのでしょうか?全クリアをできるゲームであれば、課金をしなくてもクリアできるようになっているため、強くなって最短でクリアできるようになってどうするのでしょうか?

結局、スマホゲームに「目的(ゴール)」は存在しません。終わりがないものに対して毎月多額の資金を投資し、「勿体無くてやめられない」と考えている方は、課金を一生やめられないでしょう。

「傷は浅いうちに治せ」とよく言いますが、課金をすればするほど傷を抉っている状況に気付いてください。課金をすればするほど、もったいなくてやめられないという感情が芽生えます。そうすれば、必然的に課金を繰り返す。ゲームアプリ会社の思う壺です。

今まで相当な金額の課金をされてきたことでしょう。しかし、今ここでやめられなければ、傷が深くなってしまうだけです。「スマホゲームで課金をやめたい」と考えられた今、良いきっかけにすれば良いでしょう。

もちろん、今まで課金してきたお金はすべて無駄になります。しかし、これ以上続けていても何も生まれない現実を理解するべきでしょう。どこかで区切りをつけなければ、永遠にこのままです。今回をきっかけにし、スマホゲームをやめる努力をしてください。

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このままスマホゲームでの課金がやめられないとどうなってしまう?

もしもあなたが、スマホゲームで課金をやめなければいけない状況であるにも関わらず、スマホゲームをやめられなければ、下記のようなことが起こり得るでしょう。

  • 多額の借金を抱える恐れがある
  • 現実世界での人間関係が崩れ始める
  • 生活が破綻する可能性がる
  • 重大な健康被害を生じさせる恐れがある
  • 大きな事件を発生させる恐れがある

スマホゲームに起因してあなたの人生そのものに重大な影響をあたえる恐れがあります。何でも度を超えるほどハマってしまえば、さまざまな影響が出始めてしまいます。

次に、万が一このままスマホゲームや課金をやめられなかったらどうなってしまうのか?についてお伝えします。ぜひ、自分ごととして捉え、スマホゲームへの課金抑制材料にしてください。

多額の借金を抱える恐れがある

自分のお小遣い(使えるお金)の範囲を超えてしまうと、生活費もしくは借金をしてしまう恐れがあります。とくに簡単に課金をできるように、スマホにクレジットカードを登録している方は要注意です。

目の前のスマホゲームに熱中するあまり、先のことを考えられなくなって多額の資金を課金してしまう恐れがあります。その結果、翌月以降の請求が払えない、もしくはリボ払いを利用してしまってリボ地獄に陥る等の被害が発生するでしょう。

仮に、自分のお金の範囲でできていたとしても、課金を繰り返してしまえばかならず借金をしてしまう結果になります。そもそも、働いて得たお金で課金をしようと考えても、廃課金プレイヤーと呼ばれる方達はゲームを優先するため今以上に労働時間を増やそうとは考えないはずです。

つまり、「副業をして得たお金で課金をしよう」という発想にはなかなか至らないでしょう。そのため、お金が足りなくなれば必然的に借金をしてしまうことになります。

借金をする寸前で「このままではダメだ」と気付ければ良いですが、気づくことができなければきっとこのまま借金生活へ転落していくことになるでしょう。とにかく早めに気付くこと、改善する努力をすることが大切です。

現実での人間関係が崩れる

スマホゲームは画面の世界で遊ぶものであるため、現実でのコミュニケーション能力や現実世界での人付き合いに多大な影響をあたえる恐れがあります。

とくに、ゲームを優先して約束を破ってしまったり忘れてしまったり。あるいは、ゲームのしすぎで寝不足で寝坊し、職場での人間関係や評価にも影響をあたえる恐れがあります。

スマホゲームに課金をしてしまうほど熱中されている方は、きっとスマホゲーム主体の生活を送っていることでしょう。少しでも時間があればスマホを開き、人間との会話すらも煩わしく感じてしまうことも少なくないはずです。

中には「オンラインゲーム上でコミュニケーションをとっているから大丈夫」と思われている方がいるかもしれません。しかし、実世界での人間関係を構築できなければ意味がありません。実際、毎日人と会って会話をされている方の健康状態は「良い」と判断されるケースが多いです。

参考:健康長寿ネット|人との交流と健康長寿との関連

家族と同居している方、友人が複数いる方、恋人がいる方、いずれもスマホゲームに集中するあまり蔑ろにしてしまうと関係が崩れてしまうでしょう。実際、ゲームが原因で恋人に振られたり家族との関係が悪化してしまう事例も少なくはありません。

スマホゲームで得られるものは一時の感情のみ。一方、失うものはあまりにも大きすぎます。ゴールのないスマホゲームに熱中するくらいなら、現実世界で人と付き合っていた方が自分の人生も豊かになるでしょう。

生活が破綻する

スマホゲームに熱中し、課金を繰り返しているといずれかならず生活資金が不足します。そうすると、生活が破綻してしまう恐れがあります。本当の廃課金プレイヤーは、自分の生活よりも課金を優先してしまいます。

また、食事もサッと済ませられるよう、簡単なものやデリバリー等を利用するようになるでしょう。そうすれば必然的に食費も上がってきますし、不健康な生活スタイルに変わってしまいます。

スマホゲームは底なし沼と表現されることもあるほど、恐ろしいものです。とことんハマってしまえば本当に抜け出せなくなるほどの中毒性を持っています。このまま課金を続ければ、いずれ生活が破綻してしまうことになるでしょう。

重大な健康被害が起こり得る

課金をやめられない、スマホゲームをやめられない方は健康にも重大な被害を及ぼす恐れがあります。実際に発生している健康被害は下記の通りです。

  • 視力低下
  • 肺活量の減少
  • 不眠・睡眠障害
  • イライラ等の精神的被害

参考:日本成人病予防協会|ゲーム依存症

スマホは多くのブルーライトを発していることは多くの方が知っている事実です。このブルーライトとは、可視光線の中でもっとも強いエネルギーを持つ光と言われています。そのようなブルーライトを毎日長時間見続ければ、眼にあたえる影響は非常に甚大です。

ブルーライトを見続けることによって、網膜もダメージや目の疲れ・痛みを懸念されています。また、ブルーライト自体が睡眠障害や精神障害を引き起こす原因にもなり得ます。

参考:ブルーライト研究会|ブルーライトとは

また、スマホゲームで得られるドキドキ感やワクワク感等が脳を刺激して、生活リズムを乱す恐れもあるでしょう。とくにスマホゲームに集中しているときは、眠気を忘れてしまうこともあるため、睡眠不足や睡眠障害を発生させる原因にもなり得ます。

さらに、ゲームをできない時間がストレスに感じ、イライラしたり攻撃的なってしまう恐れもあるでしょう。

このように、スマホゲームをやめられないだけで多大な健康被害が発生します。たかがスマホゲームと思うかもしれませんが、どこかで区切りをつけなければ自分自身が苦しい思いをすることになるでしょう。

大きな事件を発生させる可能性がある

スマホゲームに熱中するあまり、大きな事件に発展してしまうケースは少なくありません。たとえば、スマホゲームへの課金をするための資金を確保するために強盗殺人を犯したり、窃盗をしたりする事件もありました。また、ゲームで負けたことを理由に人を殺した事件も存在しています。

このようにスマホゲームに起因した犯罪は、日本国内でも多く存在しています。もちろん、スマホゲームに課金をされている方の多くが「さすがにそこまでするわけがない」と思っているはずです。

しかし、スマホゲームに熱中するあまり、自分を見失ってしまったり攻撃的になってしまったりする方も少なくありません。今は「そこまでするわけない」と思っていても、スマホゲームに熱中して性格が変わってしまえば、実際に起こり得る可能性はなきにしもあらずでしょう。

また、スマホゲームの規制を求める声は日本国内でも上がっています。海外では厳しく規制されているところも多くなってきているため、日本でも同等の規制をするべきだと訴えている方も多いです。

とくに中国ではスマホゲームを含めたゲーム全般に対する厳しい規制を設けています。なぜ厳しい規制をかけるのか?その理由は、ゲームによって生じる犯罪や健康被害を抑制するためです。

法的な規制が難しい日本国内において、犯罪や健康被害を抑制するためには自分の努力しかありません。どこかでブレーキをかけなければ、最悪の事態に陥ってしまうでしょう。

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廃課金プレイヤーで借金地獄。どう対処すれば良い?

もしもあなたが多額の課金を繰り返し、借金をしてしまっているならば、スマホゲームの卒業と同時に借金の返済計画を立て直しましょう。具体的な借金解決方法としておすすめな方法は下記の2つです。

  • 生活環境・収支確認
  • 弁護士や司法書士に相談をする

最後に、スマホゲームへの課金で作ってしまった借金を解決する方法についてみていきましょう。

まずは生活環境の見直しが必要

スマホゲームをやめられたなら、まずは無理のない範囲で借金返済計画を立ててください。きっと、課金をやめたことによって毎月の借金返済に当てられる費用は増えているはずです。積極的にお金を返し、早期の完済を目指すと良いでしょう。

実際に自分が毎月いくら返済できるのかを把握するためには、収入と支出を把握しなければいけません。スマホゲームをやめた今、時間的にも余裕ができているはずなので、まずは徹底的に支出を洗い出してください。

支出の算出が終了したら収入から支出を引き、余った金額が余暇資金です。この余暇資金の一部は貯蓄等に回しておくべきですが、できるだけ借金返済費用に充てられることをおすすめします。

なお、このときに注意すべきことは「無理のない範囲で返済金額を設定すること」です。早めの完済を目指したが故に、自分の生活が苦しくなってしまっては意味がありません。あくまでも自分の生活を優先し、余った資金で借金を返済するよう心がければ良いでしょう。

万が一、収入と支出を計算した結果、借金の返済に当てられる費用捻出が難しいときは、ゲームに費やしていた時間を使って副業をするのもおすすめです。時間の有効活用ができるうえに借金の早期完済も目指せます。

借金返済におすすめの副業って何がある?副業をする際の注意点も解説 借金返済におすすめの副業って何がある?副業をする際の注意点も解説

弁護士や司法書士に相談をする

スマホゲームに課金をしてしまった結果、多額の借金を背負っている方は司法書士や弁護士へ相談をしてください。専門家に相談をすることで現在の債務状況をすべて整理してもらえます。そのうえで、借金を作ってしまった原因や今後どうすれば良いのか?どのように返済計画を立てれば良いのか?といったアドバイスを受けられます。

また、あなたの債務状況を把握した結果、返済不能に陥っていることが明らかになった場合は、債務整理手続きを始めることもできます。

【債務整理とは?】
債務整理とは、債務者(借金をしている人)が負っている債務(借金)の返済を免除あるいは借金の減額を目指す手続きです。債務整理を行うことによって、借金そのものが減額されたり無くなったりする他、無理のない範囲で返済計画を立てられるようになるのが特徴です。

債務整理は下記3種類あり、どの債務整理手続きを行うかによっても得られる経済的メリットが異なります。司法書士や弁護士とともに、自分の状況にあった債務整理手続きを行えば良いでしょう。

任意整理
任意整理とは、債権者に対して借金の返済が困難であることを相談し、借金の減額や毎月の返済金額の軽減、返済期間の交渉を行います。あくまでも交渉手続きであるため、債権者側が応じなければ、経済的なメリットを受けられない点は注意してください。

実際、カード会社の中には任意整理を受け付けない業者もいます。まずは司法書士や弁護士に相談のうえで対応を検討しましょう。

個人再生
個人再生は、借金の返済が困難であることを裁判所に申し立て、借金を大幅に減額してもらう債務整理手続きです。債務者の状況次第では最大で100万円まで借金を減額できます。

なお個人再生は法的手続きであるため、基本的には債権者の意思に関係なく(個人再生の種類によっては債権者の過半数の同意が必要)借金を減額できるのが特徴です。また、借金を大幅に減額しながらも、マイホーム(住宅ローン)を残しておけるのも個人再生の特徴と言えるでしょう。

自己破産
自己破産とは、借金の返済が困難であることを裁判所に申し立てて、現在抱えているすべての借金を免責(免除すること)する債務整理手続きです。他の債務整理とは異なり、借金が一切残らないのが特徴です。

ただし、スマホゲームの課金によって作った借金は、一筋縄ではいかない可能性があります。まずは、司法書士や弁護士に相談のうえ、今後の対応を検討してください。

債務整理手続きは、借金を減額するものから借金をすべて免責にするものまでさまざまです。スマホゲームで多額の借金を抱えてしまった方は、スマホゲームの卒業と同時に、自己破産で借金を精算してしまっても良いでしょう。

ただし、スマホゲームの課金によって作ってしまった借金は、自己破産で免責にできない恐れがあります。というのも、自己破産手続きは借金のすべてを消滅させる手続きであるため、債権者側が大きな損失を発生させてしまいます。

そのため、自己破産をする際には「この破産者(自己破産を申し立てた人)の借金を免責するべきか?免責する必要があるか?」という点を判断されます。免責不許可事由(免責許可が下りない事由)の中には「浪費・無駄使いやギャンブルで作った借金」という項目があります。

参考:裁判所|免責不許可事由

スマホゲームの課金は当然無駄使いに該当するでしょう。そのため、原則自己破産で借金を免責できないことになります。

しかし、あなたがスマホゲームの課金をやめて悔い改めることを誓った場合には、裁量免責というものが認められる場合があります。

MEMO
裁量免責とは?
裁量免責とは、免責不許可事由に当たるような破産理由であっても、裁判所の判断でその破産者の免責を認めることを言います。

仮に、裁量免責を認められれば、スマホゲームの課金で作ってしまった多額の借金もすべて免責にできる可能性があります。ただし、裁量免責を認められるためには、あなた自身がスマホゲームをやめなければいけません。

裁量免責はあくまでも裁判所の判断で行われるため、あなたが中途半端な気持ちで挑めば「免責不許可事由に該当するため免責は認めません」と言われて終わりです。本当に1からやり直す覚悟があるならば、スマホゲームをやめて自己破産してリスタートさせれば良いでしょう。

なお、任意整理も交渉手続きであるため、あなたがスマホゲームによる課金をやめなければ和解が成立しない恐れがあります。任意整理も債権者側が経済的な被害を受けます。債権者側が譲歩する代わりに、あなた自身も同じことを繰り返さない意思表示をしなければいけません。

唯一、個人再生は借金の理由に関係なく借金を減額できます。しかし、あなたが給与所得者であれば、可処分所得(手取り給与)の2年分までしか減額できません。たとえばあなたが毎月20万円の収入があるなら、480万円までしか減額できない計算です。

あまり経済的なメリットがあるとは言えないため、やはり任意整理や自己破産が選択肢となり得るでしょう。そうなれば必然的にスマホゲームを辞めざるを得ません。いずれにせよ、借金をしている時点で早期にスマホゲームを卒業しましょう。

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まとめ

今回は、スマホゲームへの課金をやめたいけどやめられない。止めるためにはどうすれば良いのか?についてお伝えしました。

課金をやめる方法としては、物理的に課金できない状況を作り出したり、課金できる金額に制限をかけることが効果的とのことでした。また、他の趣味を見つけてスマホゲームと距離を置いてみるのも効果的です。

とはいえ、肌身離さず持ち歩いているスマートフォンに入っているゲームアプリである以上、つい手が伸びてしまうこともあるでしょう。そのため、本当に課金をやめられる覚悟があるならば、思い切ってアンインストールをすれば良いです。

今まで一生懸命、時間とお金を費やしてきたスマホゲームをアンインストールするためには、相当な覚悟がなければいけません。つまり、課金をやめたいならば、自分の中で確固たる意思、相当強い意志を持たなければなかなか成功しません。

なお、スマホゲームによって多額の借金を抱えてしまった方は、ゲームの卒業と同時に債務整理を検討してください。ゲームさえ辞められれば借金を減額したり免責したりできる可能性があります。

いずれにせよ、現状を変えるためにはスマホゲームをやめるしか方法はありません。相当な覚悟が必要なのは何度もお伝えしていることです。まずは、覚悟を持って行動することから始めてみてはどうでしょうか。

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